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11.282019
経営管理ビザとは

経営管理ビザとは?
経営管理ビザは外国人が経営者や会社役員として活動するために必要なビザ(在留資格)です。
以前は、「投資経営」という名称でしたが2015年4月から「経営管理」に変更されています。
経営管理ビザの取得パターンは以下の4つです
①一定期間日本でサラリーマンとして働いた後に起業する
②母国で会社を経営しており、さらに日本進出したい
③留学生が卒業後に起業する
④日本企業の役員に就任する
経営管理ビザの取得要件
経営管理ビザの取得要件は次の2つのパターンで異なります。
・自分で出資して起業する場合
・自分でお金を出さずに既存の会社に雇われて社長や役員に就任する場合
つまり、オーナーか雇われかどうかで要件が異なります。
①自分で出資して経営管理ビザを取る場合の要件
・500万円以上の出資もしくは正社員2名以上の雇用
・事務所の確保(自宅とは別、賃貸の場合の名義は会社名義であること)
・学歴は不要
②出資せずに経営管理ビザを取る場合の要件
・職務内容が役員などの会社を管理する職務であること
・3年以上の事業の経営または管理の実務経験があること
(大学等で経営や管理を専攻した期間を含めてよい)
・会社の規模が相応のものであること
(小さな規模の会社では認められずらい)
まとめ
経営管理ビザを取得するためには・事務所の確保・許認可申請・会社設立など
多くの手続きを同時に進めていく必要があります。
さらに事業計画書で事業の安定性と継続性を明らかにする必要もあり、数あるビザ申請の中でも難易度はとても高くなります。
ビザの申請は事務所の確保や会社設立を終えた後に行うため、最終的にビザの許可が下りなかった場合は、これまでに掛かった費用や時間がすべて無駄になってしまいます。
専門家のコンサルティングを受けながら慎重に確実に進めていくことをおすすめします。
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