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5.142020
国際結婚手続きの方法とは(ロシア編)

国際結婚手続きの方法とは(ロシア編)
【結婚手続きと在留資格(ビザ)】
国際結婚をして日本で一緒に暮らしたいと思ったとき、必要な手続きは大きく分けて2つあります。
「婚姻手続き」と「在留資格(ビザ)を取得する」という手続きです。
在留資格(ビザ)について詳しくは、
をご覧ください。
ここでは、婚姻手続きの方法を確認してみましょう。
ロシア人との国際結婚手続き
日本の役所とロシアの役所の両方で手続きが必要です。
日本とロシア、どちらから手続きをはじめても構いませんが手順と必要な書類、手続きにかかる日数などに違いがあります。
必ず最新情報の確認を!!
国際結婚の手続では最新情報の確認をおこたらないようにしましょう。
国境をまたぐ手続きでは、思わぬ法律や運用方法の変更で時間がかかり思うように進まないことがあります。
最初にしっかりと確認をして計画的に進めていきましょう。
在ロシア日本国大使館
https://www.ru.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryoji20190625.html
駐日ロシア連邦大使館
https://tokyo.mid.ru/web/tokyo-ja/-17
日本で先に婚姻手続をした後にロシアで手続する場合
手順
①在日ロシア連邦大使館で婚姻要件具備証明書を取得する
↓
②日本の市区町村役場に婚姻届を提出する
①在日ロシア連邦大使館で婚姻要件具備証明書を取得する
必要書類などの情報については、ロシア人にのみ提供されるようです。
日本人が問い合わせても回答してもらえませんので、ロシア人本人に確認してもらいましょう。
https://tokyo.mid.ru/ja_JP/web/tokyo-ja/access
②日本の市区町村役場に婚姻届を提出する
【日本人の必要書類】
・戸籍謄本
本籍地の市区町村役場で手続する場合は不要
・パスポート
【ロシア人の必要書類】
・婚姻要件具備証明書
・在留カード
・パスポート
以上で日本側での婚姻手続は完了です。
日本での婚姻はロシア国内でも認められ、ロシア国内もしくは在日ロシア連邦大使館領事部での再登録は必要ありません。
在日ロシア連邦領事機関で認証された日本での婚姻証明書のロシア語訳が婚姻証明書として認められます。
ロシアで先に婚姻手続をした後に日本で手続する場合
手順
①日本で婚姻要件具備証明書を取得する
↓
②取得した証明書を外務省で認証(アポスティーユ認証)する
↓
③さらに認証後、在日ロシア大使館でロシア語翻訳証明を受ける
-ここまでが日本で済ませておく手続き-
↓
④ロシアの戸籍登録機関(ザックス)において婚姻手続
〈必要書類〉
・婚姻要件具備証明書
・パスポート
日本語翻訳文を添付
・戸籍謄本
日本語翻訳文を添付
婚姻証明書が発行されロシア国内での婚姻手続は完了です。
↓
⑤日本へ報告的手続き
手続場所:在ロシア日本国大使館または日本の市区町村役場
必要書類
・婚姻届
・ロシアで発行された婚姻証明書
以上で日本・ロシア双方の婚姻手続は完了です。
その他参考記事
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